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| 2 0 0 3 年 度 理 事 長 江 ア 晴 城 |
基 本 理 念
40周年を運動の転換期として
創始の誓いを胸に
明日を見据え
たゆまざる変革に挑戦し続ける
| はじめに 「新生日本の再建は我々青年の責務である」 終戦で生き残った青年たちは荒れ果てた日本の将来を心の底から憂い、祖国の再建と地域の復興を考え、日本の青年会議所を立ち上げました。そのときの同志たった7人。 その志はやがて全国各地に飛び火し、1964年には藤枝青年会議所が産声をあげました。この地で「明るい豊かな社会を築きあげる」と誇り高く宣言してから40年が経ちます。 その間、先達たちは多くの犠牲を払いながらも、時代の要請を的確に捉え、運動を展開し、地域社会の基礎を築いてきました。 そんな青年としての希望とは裏腹に、現在私たちを取り巻く社会環境は、経済問題、環境問題、少子高齢化、道徳倫理感の欠如に至るまで、さまざまな問題を抱え混沌としています。 この時代を生きるものとして、また次世代に託すものとしてなにを成すべきなのでしょうか。 JCには創始から今も変わらない源泉があります。それは刻々と変化する時代のニーズを敏感に捉えた革新的発想と青年でなければできない勇気に裏付けされた行動力です。進むべき方向を見定め、源泉を解き放ち大きな流れに。いまこそ志をひとつにして、戦後と並び称される変革の時代を切り拓いていきましょう。 力を発揮する組織づくり 本年度は、理念・スローガンを決めたのち、その実現のための人選、そして組織づくりを致しました。それぞれ10の委員会に役割としてキーワードを持っていただきました。限られた人数と時間のなかでいかに効率良く力を発揮するか、志をひとつにするための10「C」を掲げます。委員会メンバーが果たすべき目標イメージを共有化することと同時に、セクショナリズムに陥らない組織を超越したチームワークを発揮するための専門チームづくり(クロスファンクション)を可能にするためです。今年計画される幾多の大きな事業をメンバー一丸となって取り組んでいきます。 節目を迎え更なる飛躍を 〜Comfortable心地よく、Charm魅力的に 本年度社団法人藤枝青年会議所は創立40周年を迎えます。節目を迎えるにあたって今までの活動を支えて頂いた先輩方をはじめ地域の方々に深く感謝の意を表するとともに、更なる運動の方向性を確認し、自らの存在価値を明らかにしていかなければなりません。 記念式典は広くJCの仲間や諸先輩、地域の方々にわたしたちの今後のたゆまざる躍進を約束する機会ととらえたいと思います。 また記念事業は、子供たちに夢を与え、地域の誇りを再興しようと、地域や世代を超えW杯で一段と身近になった「共通語・サッカー」を資源とした取り組みを行ないたいと思います。 いずれの準備活動のなかでも決して忘れてはならないことは、互いに励まし合い助け合うことによる深い絆を築くこと。そして、課題解決の鍛錬のなかから常に一人ひとりが「気付き」や「学び」を得ることです。 周年は単なるお祭りではありません。あくまでもわたしたち一人ひとりが地域に価値をもたらすリーダーとして成長していくための重要な機会であるという認識をもって取り組ことが重要です。 知識集積と低コスト運営でLOM強化 〜Clear明確化、Controlコントロール 日々の活動が円滑にできるようにするためには情報の共有化による意識の統一とメンバー間のコミュニケーションが大切です。そのためには、今まで行なってきた関係書類の保存整備、ホームページを精査しLOMでの活動だけでなくブロック、地区、日本JCの動きも明確に伝達し、知識集積の拠点となることが求められます。 例会運営においても効率的でスマートな運営を心がけ、低コスト化特に時間へのコスト意識を厳しく持つことを徹底していきたいと思います。 まちづくり、ひとづくり 〜Commit考え明らかに、Chainつながり まちづくりへの参画をとおして個人の意識が変わり、意識が高まることで社会の仕組みが変わり、参加した自分がまた変化していく。どんな自己啓発研修も実社会の集団の中ではじめて効果を検証できます。 JCは実社会になくてはならない存在か。メンバー、地域に向けて進むべき方向を指し示し、みなさんの検証を仰ぐ。このような提言は、参加するわたしたちの意識が変わってはじめて説得力をもちます。まちづくりとひとづくりは相互に深い関係を持っています。 市町村合併の行方にかかわらず、まちづくりに常に関心を持ちつづけることは大切です。他人事ではなく自分のこととしてかかわる実感をもった瞬間に責任をともないながら「私」から「公」が誕生するように感じます。ともに志を同じくする近隣LOMとの連携を図りながら、それぞれの地域のアイデンティティ(存在証明)、特性を再確認していきたいと思います。 引き継がれる友好と交流の絆 〜Communicationコミュニケーション、Challenge挑戦 JCでなければ決して出会うことのなかった友人たち。これらのつながりは40年におよび交流の歴史を刻みつづけた先輩たちのおかげに他なりません。世代を超え、これほどまでに深く友情を育めるのはなぜでしょうか。それはJCが世界規模のそれもきわめて同質性の高い集団であるからにほかなりません。直接顔を合わせて対話する交流を通してこそ「同志のかたい結束づくり」が生まれます。 まだ全国に芝のグラウンドが少なかった頃はじめて小学生対象に全国少年サッカー大会を開催したのも先輩たちでした。やがてこのピッチに立つことが少年たちのあこがれとなり、数多くの選手や指導者を生み出しました。これはまさに藤枝JCが十八番とする伝統の青少年育成事業「子供への夢の育みづくり」です。この大会は30回目の記念すべき年を迎えます。子供たちの笑顔はわたしたちの心を洗い、感動と充実感を与えてくれます。 この大会を大いに支援し子供たちと交わって互いに多くの学びを得ていこうと思います。 また、迫力ある言動の源は会員の増強にあります。ほんとうにいいことをやり、ほんとうに自分の中にいい成果が生まれ、それを伝えきれたなら同志は増えるはずです。 会員増というかたちで、いままで行なってきた運動の評価が下されるといっても過言ではありません。 原石を発掘して磨きあげ、共に学びあい教えあえる友を多くつくって絆を深めていきたいと考えます。 もてなしの心から学ぶ 〜Care気くばり、Chanceチャンス 静岡ブロック協議会会長に斯波幹和君が選任されました。彼の卓越した資質は広く認知され、2003年度のリーダーとして求められたのです。それは同時に彼を支える藤枝JCへの信頼の証でもあります。ブロック事務局担当として果たす役割とはなにか。会員一致の「もてなし」を通して団結力を強めるきっかけとしたいと思います。私たちメンバーがひとつになってブロックのみならず地区、日本への出向者を支援するのはもちろんのこと、積極的に各地のメンバーに関わることにより視野を広げ、自己の向上またLOMの活性化へとつなげましょう。 ブロック会員大会では多くの方が藤枝に訪れます。大会実施を最終目標とはとらえずに飛躍点と考え、目的を広く市民の方に理解頂き、地域に学び地域を育てる大会ができれば本当の意味で市民の方から応援される事業になります。ブロックとの更なる連携強化をとりながらブロック会員大会を千載一隅の機会と捉え、県内ネットワークを最大限に生かし藤枝から「楽しさ」を発信したいと思います。 おわりに JAYCEEを同じヨットに乗り組んだクルーにたとえることがあります。ヨットで航海に出る目的、船長に与えられた任務は、何でしょうか。一言で表現するなら、船に乗り合わせたメンバー全員に、楽しさ、生の充実を体験してもらうことなのではないでしょうか。海というフィールドに連れ出し、厳しさや手応え、その先にある充実感を存分に味わってもらうことです。 海はときに別の顔を見せ、自然の脅威となって容赦無く襲い掛かることがあります。これを乗りきるためには、怠けることなく一人ひとりが能力を出しきらなければなりません。 しかし、困難を克服した先に待っているのは陸上では決して味わえない素晴らしい光景の数々。嵐が治まって凪げば、海はえもいわれぬほどに美しい夕日を見せてくれます。 舵取りを任された船長として、皆が極上の充実感を味わえるよう、誠心誠意努力して参ります。より一層のご協力、ご支援を賜りますよう御願い申し上げ、以上を理事長所信といたします。 |